昨日有川浩の「図書館戦争外伝2」(青いやつ)読んで、
今日は辻村深月の「凍りのくじら」(角川文庫)を読んでる。
柴崎はそんなに美人なのか、そんなに世の中の男は節操がないのか、ってくらい柴崎にまつわるエピソードは暗くて厳しい。堂上夫妻のやりとりが救いだった。
途中から黒幕が誰なのかわかってしまったのが惜しいけど、別に推理小説じゃないし 作者もそこまで意図したわけでもないと思う。
「この話の中で×××した××って××だけじゃん!」みたいな気づきでした。
人間っていろいろいるんだなぁ、いやぁしかしとにかくハッピーエンドでよかった。ていうか堂上夫妻もう! お前らイチャコラしすぎなんだよぅ! うらやましいぞこのぉお!
と思い次の本へ。
さらにいろいろな人間がいるもんだと思う「凍りのくじら」。
もうねえあいつありえないよ! いや誰って若尾に決まっとるがな! あいついっぺんぶん殴りたい! でも理帆子は言葉で殴ったんだよね、でも若尾には伝わらない。同じ言葉を話していてもわかりあえないどうしようもなさは計り知れない。
いま、理帆子のうちに若尾の成績表が届いたところまで読んだ。ほんとあいつどうしようもない。
高2と大学4年生っていうのもなかなか考えられない話だけど。。。理帆子達観しすぎてるんだもの、もうちょっとかわいげがあってもいいんだよ! あたしがあんたのころは部活と勉強しかしてなかったよ! ていうか頭良くなかったから毎晩遅くまで宿題に縛られていました・・・
もうちょっと要領よくできたら、高校時代からもっといろんな本読めたろうになぁ。惜しいなぁ。
若尾みたいな人にはならないよう気をつけよう。頭がいいってことは、人を見下していい理由にも武器にもならないということで。