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1990/5/28 Tokyo University of Foreign Studies
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2011年12月4日日曜日

乃木回

まれに見る乃木回でしたな。
・・・別にまれと希典をかけてなんかないんだからねっ/// 勘違いしないでよねっ///

あたしも、たぶん司馬の「坂の上の雲」の著述を読んだからだと思うんだけど、乃木大将の旅順攻撃は愚策だったなぁと詳細も知らずに思ってました。
詳細知った今日も「なんだかなぁ」とは思うけど。はいはい坂の上の雲読みますよぅ。
ただ、ドラマ自体「乃木も苦しいんだ」とか「乃木を助けてやれ」とか、まるで昨日のミスで落ち込んだ全日本清水選手をいたわるかのような、そんな雰囲気で違和感を覚えた。
当時そういうことを言った人がいたのかもしれないし、そういう書簡があったのかもしれないけど、それでも今日みたいな「乃木がんばれ」演出をしたのは、のちの明治天皇崩御に際して乃木夫婦が殉死したっていう晩年を、後世に生きる著者や読者が知っているからなのではないか…?
たとえるならば源義経、たとえるなら日本武尊。美化したがるのではないかと力説したいがために古事記まで遡っちゃったテヘ。

今日の興奮はそもそも日本対ブラジルに端を発するのである(やっぱり)。
知らないけど昨日の試合で日本の主砲清水は筆舌に尽くしがたい後悔を味わったそうな。
「え、今日で試合終了なんだ」「ゴッツ見たい」「え、ゴッツスタメンじゃない」「早くゴッツ」

そうこうしているうちに清水の調子が戻ってきた。

喜ぶべきことなんだろうが、コートに立っていない石島の下がり眉毛を見たことがあるだろう、すごい弱気な顔をしているんだ 胸キュンしてしまうんだ 早くコートに入れて咆哮させてやりたくなるんだ。

なのに清水のアタックが決まりだす。

たまに山本や石島が入ってもすぐに替えられてしまうんだ そりゃ清水のがんばり物語は感動したけど でもでもゴッツの豪快な試技を見たい あいつは男バレ界のゴン中山なんだ・・・!!

試合終了。

そして録画しておいた「坂の上の雲 旅順総攻撃」を見て今。原作読もうと固く誓った。
書店には坂の上の雲特集とか言って、軍人たちの写真がいっぱい掲載されてる雑誌があって、でもそんな本買うお金なかったので泣く泣くあきらめ(買ってもよかったが確実に今日の晩飯が消えていた)、ウィキるのでござるよ…

乃木大将役を柄本明にしたのはグッジョブだよね。さっきググって写真見つけたんだけど、ドラマ見てない人だと「顔キャスかまさか」と思っちゃうほど雰囲気似ている。柄本氏の表情が分からない目もまた素敵だよなぁ。その怪演でキャスティングされたのだと、思ってました。見た目と演技と両方あってのことだったのですねさすがNHK! 何度も見るぜ!

吠えるとかろうじて怒り眉になんねん。かろうじて。
日本で一番咆哮の似合う男(暫定)

ネット越しにブロックの構えをしとる松本さんも気になるけど
これしきのことではゆ、揺るがないんだからねっ////