東小金井(農工大工学部)→北府中(農工大農学部)→新宿(世界堂)→町田(家)という、なんともJRに金を落とす一日となってしまいました。
農工大の文化祭楽しかった。いかにも文化祭! ッて感じのにぎわいで。
ただいかんせん文化祭のために学校がある訳ではないので(あたりまえだ)、通路が狭いかなーと思ってしまいました。そりゃ文化祭のために設計された外語大だからしょうがないのだけれども。いかに円形広場が文化祭にフィットしているかわかりました。あんだけの広場があればそりゃお客さんも集まるわ。
今日はよその大学に行くしお祭りだし☆ということでプリーツスカートとヒールの高い靴を履いて(慣れないものですから)たいへんに足が疲れました。皮が剥けるのではないかと。剥けなかったけれども。下りの小田急線で座席ゲットできてよかった。
米作家トマス・ピンチョン「競売ナンバー49の叫び」、話の筋がまったく分からないままに読み進めて既に160ページを迎えています。この作家の魅力は本筋を意識させないまま脱線していく文章構成の妙にあると割り切って読まないといけないようです。型にはまった作品なんて面白くもないですからね。まったく火サス的展開になるのかと思っていたら、「競売ナンバー~」がいったいどのようなジャンルを目指しているのかも分からなくなりました。
「昔の恋人」「遺産」「遺言」「ラッパのマーク」なんて、まったくもってサスペンス的な匂いしかしないのに。主人公はハッテン場みたいなところにまで流されるまま足を踏み入れて、しかも序盤でハンサム顧問弁護士といちゃいちゃしてどういうつもりなんだ。アメリカの理性とはなんだ。おまえDJの旦那がいるだろ。
話変わりまして文学とは、何度も何度も読み返して初めて意味が分かるものなのではないかと、ある漫画家さんのエッセイを読んで気付いたようです。その人そんなこと言ってないですけど。まぁ本なんて一回こっきりで飽きちゃったら無駄な買い物ですよね。小さい頃はお金ないし書店遠いしであまり本は買わず、持っている本をひたすら何度も読み返していました。人生において万事その調子なのかもしれない。同じものに飽きないのです。
そんなわけで一回目、訳の分からなった「銀の匙」をもう一度読める日が来るよう。たぶん外語祭あたり暇だから読むだろうな。
今日は世界堂で印刷用ポストカードを買ってきたので、いよいよスキャナとPCとの戦いをしなければなりません。が、もう遅いし眠いし今日はこの辺で。
珍しく長いでしょう。さっき仮眠から起きたばかりなのです。でも寝る。化粧落としてくる。