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1990/5/28 Tokyo University of Foreign Studies
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2012年10月13日土曜日

幻惑

ミノシロモドキってこういうのだと思ってた

貴志祐介原作アニメ「新世界より」第三話! 見たよ! みんなロリロリでかわいいね!
少年少女が世界の秘密について知るっていうのはジュブナイル小説の王道だってどこかの解説で読んだけどまずジュブナイル小説ってどんなジャンルなのかわたしはしらない。

とか感想書こうと思ってたけど丸谷才一さん逝去…!? あわあわあわ ってなってる今。
彼の「文章読本」はわたしが読んできた文章読本のなかで一番引用と主張が豊富で楽しく読めた素晴らしい本でしたうわああああん 87歳だと天寿なんですかね 書店は追悼フェアやりますねこりゃ この期にとかいうといやらしいけど遺してきた足跡をたどるためにも読みませう!

明日は池袋に行って幻想の動物展みてきまーす るるるー

見ているとき 見られている

やはり光源は水槽の上にある・・・

文化祭に向けて少しずつ 準備を始めようかなという具合。就活ももちろんやってますよ! ぷんぷん!

今日一日で いしいしんじの「ある一日」という小説? エッセイ? を読んだ。やはり彼の作品はいい。言葉づかいと着眼点と、彼の残してきた足跡、そういったすべてのものがより合わさって今回この世に「おりてきた」。この「おりてくる」っていう表現がいい。奥さんが初産でね。うすうす気づいていたけど一度流れたようで、今回の出産もたいへんだったってかいてあった。

焼いたまつたけの匂いと、出汁の海に泳いだはもの味と、チリの落盤事故からの生還劇と。
生まれてくるのはこんなに大変なんだって思った。

わたしはするっと生まれたんだっけ? 促進剤的なものを打たれて生まれたってのと あたしよりさきにう●こが生まれたってくらいは知ってる。自分の世の中デビューを知っておくのも楽しいかもね。

さいごの奥さんの書いた「バースプラン」っていうのが、またよかった。

初版は今年の二月で、書店員さんに「今日刊行されたはずなんですけどどこにありますか、あるのはわかってるんです」と詰め寄って手に入れた本だったんだけど、ずっと手に取ることはなくて、でも今日ぱっと開いて電車の中で読み始めたら、出産予定日は10月の半ば。季節がひとめぐりしておいかけてきた。いしいしんじの作品には奇跡が詰め込まれてるから、ひとつくらい私のところにも転がり落ちてきたって不思議はない。よね。