今日もシチューです
明日もシチューです
なにせ八皿分だから
…終わらない。しかしうまい。んまんま!
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」をたった一日、いやたぶん合計だと3,4時間で読み終わりました。なんて楽しいんだろう!
巷間では大金をかけた知恵と度胸のサバイバルゲーム的趣向の小説や漫画や映画がありますが、さいきん食傷気味ではないですか。たぶん主演がどれもおんなじ新世界の神だからだと思うんですけど。
しかしそこはやはり山田風太郎賞受賞作家だよね! サバイバルゲームの楽しさを知ってるよね! つうか山風がいちばん面白いっつーの! 甲賀忍法帖たんのすぃー!
と、いうわけで「クリムゾンの迷宮」も主人公が自らの命を賭したサバイバルゲームのお話です。推理力というか、与えられた情報や道具を使っていかに生き延びるかが焦点。
物語が進むにつれてゲームグラウンドがどこにあるのか分かるんだけど、その地勢にそった動植物や狩猟方法、文化人類学的な情報が紹介されるのが面白い。
貴志作品は人間だけど人外になりさがった生物がでてきてすんごい怖いんだけど、この作品もそうだった。知恵のある狂人て怖いよなあ。
あたしの好む作品は、なんというか、男性読者に向けて書かれたもののような気がするんだけど、身体の中にピノコ的な男の子の奇形嚢腫が入ってるんじゃなかろうか・・・とてもおにゃのこに「これ面白いから読んでみなよー! ぐろいよー!」てお勧めすることができない。
世の女の子は何を読むんですか どろどろの恋愛小説が面白いんですか 生死をかけたサバイバルゲームのほうがよかないですか
当分飼える見込みのない「楽しい金魚の飼い方・育て方」読んで知識と思慕はふくらむいっぽう。こぶこぶしたのはあんまり好かないな ワキンというか フナ型がいい
もっというならトサキンがいい あれかっけぇ