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1990/5/28 Tokyo University of Foreign Studies
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2010年7月22日木曜日

エルミタージュ幻想

帝政ロシア期の軍服がかっこよすぎる。
ハウルと言い エルミタージュといい 軍服にハマってしまいそうだ いや戦争反対ですけどね!? 戦争して得をするのは結局アメリカなんだな。

「エルミタージュ幻想」というのはロシア人監督アレクサンドル・ソクーロフのもと日独露が2002年に制作した映画のことです。原題「RUSSIAN ARK(ロシアの箱舟)」
ロシアのエルミタージュ美術館という広大な現場で、90分ワンカットの撮影。
ワンカットっすよ…。どんだけ準備したんだろう。

ただ、ワンカットという緊張感はみじんも感じさせない緩やかな時の流れ。現代と過去が行ったり来たりし、歴史上の著名人がいっぱい出てくる。ピョートル大帝、ニコライⅠ世、Ⅱ世、エカテリーナⅠ世、Ⅱ世、プーシキン、キュスティーヌ…世界史は破滅的だったからうすぼんやりと知っているだけなんだけど、講義の先生が解説してくれたので面白く見れた。

舞踏会の時の将校たちの軍服にキュンときてしまった。ロシアいいなぁ…おしゃれさんだなぁ…

映画って金曜ロードショーに出てくるものだけがすべてじゃなくて、いろんなものがあるんだなぁって思った。しかるべき人からしかるべき解説を受けてから、観たいもんですなぁー

浸透圧

大学の生協で買った本。
「ウェブはバカと暇人のもの ~現場からのネット敗北宣言~」中川淳一郎 光文社新書
つい先日、リレー講義で紀伊国屋書店本店の人文書担当の方が講義してくださって、紀伊国屋で行ったふぇ、フェア? の記録をみたら、このタイトルがあった気がして買った。

話聞いてたら紀伊国屋に行きたくなっちゃった。バイトの面接合格してバイトが始められたら、2、3万くらい持って散財しにいきたい。

閑話休題、ニコ動や2ちゃんで日々荒んだコメントを見て徐々に感覚がマヒしていたけれど、ネット(とくに日本?)のモラルの悪さは尋常ではない。関係ないのに、「当事者の気持ちを考えろ」とバッシングしたり、出どころもあやふやな情報をまきちらしたり。
そういう人が多いんですってよ!! ブログも「だからなに?」っていうのが多い…とか…

このブログは生息確認用ブログです…(とか言ってみる)
自分だけ正当化するのもバカなユーザーの特徴だそうです。優位な立場に立ちたがるっていうのも。
結局、知識層だとか富裕層、企業なんかはネットをあてにしてないそうです。

中川氏のこの著書も叩かれることはなさそうです。ネットユーザーは新書なんて読まないだろうし。