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1990/5/28 Tokyo University of Foreign Studies
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2009年4月4日土曜日

白鳥異伝

本熱がおさまらないので別投稿。
荻原規子さんのお話です。

この人の本はあたしの乙女心を開眼させたというか。
「え!? 稚羽矢とそうなるの!?」
「ぁああぁぁあ小俱那生きてたぁぁぁ!!」
「阿高ぁぁっぁぁあ!!」
という、ラストにほんと胸キュンです…

勾玉三部作とよばれている第一作目、「空色勾玉」から読み始めたんですが。
少女マンガのときめきがそのまま小説になった感じ。さりとてライトノベル(最近教えてもらった新世界)ではないんですよ。
月代王にナンパされて都会まで来た娘がその弟(モデルはスサノオ神)と都会を抜け出してエンヤコラぁ!というストーリーなんですが要は。
おもしろいなぁこれ、と思い次の「白鳥異伝」を読んだんです。

やられたぜい!

小俱那が立派になって…!! 彼は古事記や日本書紀の「日本武尊」をモデルにしているんですが。有名どころですよねー。
「白鳥異伝」の場合、ヒロインの弟橘姫は海に身投げしないし、小俱那も死にません。
ハッピーエンド。荻原さんはそれが前提だとおっしゃっているそうですし、あたしもそのほうがほっとする。

三作目の「薄紅天女」…の売りは、ヒーロー阿高の天然ップリかな・・・
ヒロインの苑上もドジなんだよなぁ…
舞台は平安時代。平城京から平安京へ遷都した桓武天皇の時代です。

で、この三部作の外伝として舞台を平安末期~鎌倉に移した「風塵秘抄」があります。
これはやきもきする。草十郎てめっこのやろ早く糸世を迎えにいかんかい!!と。


長々語りましたが、このブログを読んでくださっている数少ない有志のみなさんが、これらの本について少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

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