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1990/5/28 Tokyo University of Foreign Studies
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2009年11月4日水曜日

death penalty

風呂で「死刑」を読んでた。
気持ちいい話じゃないよそらぁ。読み始めるといつも腹の中に異物が入ってる感じがするもん。
…いや今日食べたオムライスとかではなく。異物じゃねぇよコノヤロウ

どうして日本に死刑制度があるのかっていうと、犯罪抑制のためだって昔の最高裁の主文?かなにかには書いてあるんだってさ。
…だったら、もっと政府は? 法務省は、国民に状況を知らせるべきじゃないのかなぁ。最近なんですってよ いろいろと情報公開されるようになったのは。
犯罪抑制の役目を果たせていないのではないかな~

あの、法学生じゃないんで追及しないでね。あくまで感想。

人が人を裁いていいのか? とか、被害者・遺族のことをちゃんと被告は考えているのだろうか、とか、法廷で言葉を発する被告は本当に自分の行いを見つめているのか?
冤罪はないだろうか? 死刑は本当に償いになるのか?
死刑の様子を事細かにしないのは 死刑囚のプライバシーにかかわること、 って遺族の方こそプライバシーなんてどころじゃないものを損失させられているのに・・・とか。

いろんな方面から、「死刑」って考えなくちゃいけないんだなって思う。
だから「これだ!!」っていう考えもないと思うんだ。てかあたしは出せない。

最近のことで印象深いのは鳩山法相時代の死刑執行。あれでビビった死刑囚たちが新証拠の提出とかもないままに再審請求をして、執行までの猶予を得たこと。なんだそりゃって感じだ。
でもその中には冤罪かもしれない人もいるわけで…て、ほらやっぱり難しい。

あー、あとは、死刑囚たちの生活費ってどこから出てるんだろー、とか。
死刑囚の人って懲役免除なんでしょ? 働いちゃだめなのかな。

1500円でこんなにいろいろ思いをめぐらす課題を与えてくれるいい本です。
やっぱりハード本はいいな。「おれは本だ!!! 文句あるか!!」って自分で誇らしげだもん。
それにくらべて文庫本は「恥ずかしながら本でございます…えへへ」って。
すぐすりきれちゃうし。カバーが。
司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」がハード本で絶賛欲しい。絶賛って使い方違うな。
あといしいしんじさんの「ぶらんこのり」もハードで超絶ほしい。これも違うな。

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